「18歳選挙権」の実現で主権者意識向上の必要性が高まる中、全国の生徒会役員が集まって議論する「日本生徒会」が3月29日、東京都内で初めて開かれ、活発な意見交換が行われました。
生徒会活動については、自主的な活動が制限され、形骸化が進む学校も多いと言われることもありますが、この日は全国から約60校80名が参加。全国高等学校長協会会長である宮本久也 東京都立西高等学校校長や、文部科学省から担当である初等中等教育局の合田哲雄 教育課程課長、同じく小野賢志 課長補佐も参加したパネルディスカッションでは、積極的に生徒会活動を進めていく必要性について踏み込んだ発言が続きました。
その後、参加者はグループに分かれ、各校の生徒会が抱える生徒的な問題や、活性化に向けた必要が方策などについても話し合い、生徒会が抱える問題や現状の社会的な背景、めざすべき生徒会などについて決議しました。
今後は、さらにこの日行なった議論を「提言」としてまとめ、今月中にも文部科学省や全国校長会などに提出する予定とのことです。
これまであまりスポットライトの当たってこなかった生徒会活動ですが、Rightsでも18歳選挙権実現以降課題となっている主権者教育、政治教育にとっては大きな柱の一つとして期待しており、その活性化に向けて、様々な形で提案、働きかけをしていきたいと思います。

NPO法人Rights
代表理事 高橋亮平

 

<参考>
高校の生徒会 活性化へ議論 「日本生徒会」が提言作成
(読売新聞 2017年4月1日)

この記事の投稿者

高橋 亮平
高橋 亮平NPO法人Rights代表理事
1976年生まれ。明治大学理工学部卒。一般社団法人生徒会活動支援協会理事長、千葉市こども若者参画・生徒会活性化アドバイザーなども務める。