OhmyNews2004年9月21日
 18日午後3時、青少年と国会議員が集まって青少年問題を論議するフォーラムが高麗大学校で開かれた。「18歳選挙権共同連帯」と「文化連帯青少年文化委員会」が主催した今回のフォーラムには高校生を含む多くの青少年と、ウリ党のキム・ヒョンズ議員、民主労働党のチェ・スンヨン議員が参加した。
 フォーラムは青少年の政治参加について論議する第1部と青少年が直接国会議員に質問・論議する第2部で構成された。第1部にはチェ・ユンジン中央大青少年学科教授とキム・ヨンジ韓国青少年開発院副研究員も参加した。
 チェ・ユンジン教授は「青少年も主権を持つ市民であり、自分の利益と権利の保護のため他の社会構成員たちと平等に影響力を行使することで、独立した人格体として尊重されながら生きていく権利がある」「特別な理由なしに18歳の青少年に選挙権を与えないことは正しくない」と主張した。
 高校時代から様々な青少年活動をしたとういうキム・カンテさん(20歳、大学生)は「青少年は4・19革命の時、独裁と不正腐敗に反旗をあげ最初に街に飛び出たし、80年代半ばの民主化運動にも参加した。また最近ではキャンドルデモなどを通じて政治に参加したこともある。青少年を保護の対象であるとばかり思うのは問題」と指摘した。
 第2部のフォーラムにはキム・ヒョンズ、チェ・スンヨン議員とイ・ユンソク(大統領青少年特別会議推進団)、イ・ゲトク(進歩的青少年連合)、チョ・ユンソル(大邱青少年文化アーケード宇宙人)君らが参加し、▲18歳からの選挙権、▲私立学校法の改正案、▲高校等級制に関する論議が行われた。
 最初にイ・ゲトク君は「ウリ党は18歳選挙権を党論として決めたが、最近は19歳選挙権に変えようとする様子を見せている」「このことに対してキム・ヒョンズ議員はどのように考えていますか」と質問した。
 この質問に対してキム・ヒョンズ議員は「一部のマスコミはウリ党が19歳選挙権を主張しているように報道したが、ウリ党は18歳選挙権を党論として決めており、マスコミの間違った報道に対しても記者会見を通じて18歳選挙権に対する党論を再び述べた」と答えた。
 続いてイ・ユンソク君は「現在大多数の高校は在学生が政治関連団体に加入するまたは政治行為(学校長の許可なしに署名運動または選挙運動をすることなど)をする場合、罰点を受け、ひどい場合は退学になることもある」「民主労働党のチェ・スンヨン議員はこの問題に対してどのように考えていますか」と質問した。
 チェ・スンヨン議員は「この問題を解決するため民主労働党は18歳選挙権、学生会の法制化、私立学校法の改正案などを準備している。この法案が実施されるとこのような問題は自然に解決されると思う」と答えた。
 またイ君は「最近、高校等級制などに対する論議が行われています。ハンナラ党は高校等級制問題を解決するため高校標準化制度を廃止すべきであると主張し、教育部は高校等級制などありえないことであるという言葉だけ繰り返しています。議員さんたちはこの問題をどのように考えていますか」と聞いた。
 チェ・スンヨン議員はこれに対して「現実的に高校等級制は存在している。しかし、この問題を高校平準化と関連させることに問題がある」「今は高校平準化の廃止を論議する場合ではなく、高校等級制問題をどのように解決するかを論議すべきである」と話した。
 イ君は「韓国は高校平準化制度を施行しているが、誰でも知っているように高校間には序列が存在しているのも事実。つまり、平準化政策を実施しているが、実質的な平準化には達していない。フランスの場合、毎年学校別のバカロレア(大学進学前の中等教育過程)の合格率を発表して、学歴が劣る地域を優先教育地区に指定して政府の追加財政支援、優秀な教師の配置などを通じて実質的な平準化のため努力している」「韓国も高校平準化問題を静かに乗り越えようと思わないで公開するものは公開し、これから解決すべきことは解決しようとする姿を見せて欲しい」と提案した。
 イ・ユンソク   9月19日

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