米中西部カンザス州で来年行われる州知事選に、地元の高校生が出馬表明し、全米で注目されているそうです。
州知事候補に名乗りを上げたのは、16歳のジャック・バーグソン(Jack Bergeson)氏。
8月9日に放送された米ABCテレビのトーク番組に出演し、一夜にして全米の注目の的となっているといいます。
副知事候補には、同級生のアレキサンダー・クライン(Alexander Cline)氏が立候補しており、2人とも来年、高校の最終学年を迎えるため、当選した場合は公務と学業を両立することになるといいます。
もう一つ面白いのが、知事選に立候補したバーグソン氏は投票日までに選挙権年齢に達しないため、自分自身に一票を投じる事もできないそうです。
そんな2人が立候補できたのは、カンザス州では州知事立候補資格要件に年齢規定がないからとの事です。
米国は地方選については週ごとに異なる事は知ってましたが、被選挙権年齢の規定がない週があるという事には驚きでした。
「若者が立候補しても、真剣に受け止めない人が多いのは分かっている」「でも、僕たち独自の良いとこどりの政策について聞けば、若者たちと協力し理解しなければならない州政府において、もはや古い政治のやり方は通用しないことがカンザスの人たちにも分かってもらえるだろう」と話しているといいます。
「最も成し遂げたいことの一つは、若者の政治参加を促すこと」としている様で、18歳選挙権による参院選から1年が経ち一貫性のブームとして皆さんの関心も低くなりがちな日本にとっても考えさせられます。
日本でも2019年の統一地方選挙までに被選挙権年齢を引き下げようと自民党が検討しています。
若い人たちも海外におけるこうした同世代の取り組みに刺激を感じてもらえればと思います。

 

NPO法人Rights
代表理事 高橋亮平

 

<参考>
米カンザス州知事選に16歳高校生が立候補、副知事候補は同級生
(AFP通信 2017年8月11日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170612-00000059-asahi-soci

この記事の投稿者

高橋 亮平
高橋 亮平NPO法人Rights代表理事

1976年生まれ。明治大学理工学部卒。一般社団法人生徒会活動支援協会理事、千葉市こども若者参画・生徒会活性化アドバイザーなども務める。