英・労働党、女子高生を擁立 次期総選挙で
(朝日新聞2007年9月27日)
 英与党の労働党は、17歳の女子高校生を次の総選挙の候補者に決めた。英国は昨年、若者に政治への関心を持ってもらうため、立候補できる年齢を21歳から18歳に下げたばかり。英史上最年少の国会議員が誕生するのでは、と話題を呼んでいる。
 候補となるのはエミリー・ベンさん。10月4日、18歳になる。今月24日の党大会で、党首のブラウン首相に「誕生日が来るまで選挙は待って」と話し、拍手喝采を浴びた。
 ただし、彼女は大物政治家の家系で、祖父は約50年間、同党の国会議員だったトニー・ベン氏。叔父はヒラリー・ベン環境相。トニー氏の祖父、父ともに国会議員で、エミリーさんが当選すれば、これも英史上初の5世代にわたる国会議員になるという。エミリーさんは「家柄だけで選ばれたわけではない。家族と政治の話をしてきたし、官邸で政策がどう決まるか見てきた」と話す。
17歳女子高生、候補者に 英労働党が次期総選挙に抜てき
(共同通信2007年9月27日)
 英与党、労働党は27日までに、17歳の女子高生エミリー・ベンさんを次期総選挙の立候補者に抜てきした。英BBC放送などが報じた。10月4日にようやく下院議員の立候補資格を得る18歳に達するとあって、大きな話題となっている。
 英下院の任期は2010年までだが、労働党の支持率が好調であることから、年内解散の憶測が飛び交っている。
 エミリーさんは、同党左派の重鎮で、閣僚も務めたトニー・ベン氏の孫。叔父はヒラリー・ベン環境・食糧・農村相で、4代にわたり国会議員を輩出する政治家の家系に生まれた。
 ただし日本と違い、地盤の継承はない。エミリーさんも選挙区で候補者が未定の党地方支部に履歴書を送り、選考を受けて候補者の座を勝ち取った。
 出馬するウエストサセックス州の選挙区は野党、保守党の強固な地盤。労働党は過去3回の総選挙で、いずれも大差で敗れている。

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